Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
確(しっ)かりしねえな」
と小声で申しながら、花里の手を取って、怖(おっか)ながるをよう/\舟にのせましたので、まアと一安心いたしましたが、早くこゝを遠走(とおばし)ッて仕舞わないと大変と存じますから、花里には舟底のところに忍ばせ上から苫(とま)をかけまして、伊之吉は片肌ぬぎかなんかで櫓(ろ)を漕(こ)いで、セッセと芝浜の方へまいります。それも燈火(あかり)がなくては水上の巡廻船に咎(とが)められる恐れがありますから、漁師が夜網(よあみ)など打ちにまいるとき使う、巡査(おまわり)さんが持っていらっしゃる角燈(かくとう)のようなものまで注意して持ってきているから、それに燈火(あかし)をいれて平気で漕いでまいりました。いまは品川も遥かあとになりましたから、ホッと息をつき、
伊「花里さん、もう些(ちっ)とだから辛抱しておいでよ、ちょいと首を出して御覧、品川はあんなに遠くなったから、此処(こゝ)まで来れば大丈夫鉄(かね)の鞋(わらじ)だ、己(おい)らは強(えら)くなったぜ」
花「そう、本当(ほんと)にすまないことね、お前さんに此様(こんな)苦労までかけてさ、堪忍して下さいよ、これも前世からの約束ごとかも知れないわ」