Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい

根岸お行の松 因果塚の由来

三遊亭 円朝

Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme

Aozora Bunko

と廊下づたいに参り、襖(ふすま)の建附(たてつけ)へ小柄(こづか)を入れて、ギュッと逆に捻(ねじ)ると、建具屋さんが上手であったものと見えて、すうと開(あ)いた。

主人「サあれだ」

勝「ヘイ」

と睡(ねむ)い目をこすりながら勝五郎は覗いて見ますと、火鉢を中に差向に坐って居るは伊之助に相違ないから、

勝「アヽ何うも誠に済みませぬ、慥(たしか)に伊之の野郎に違(ちげ)えごぜえませぬ」

主人「それ見ろ、然(しか)るに何(なん)で昨夜(ゆうべ)は来る筈がないと申した」

勝「イエ、昨夜は何うしても来る訳がごぜえませんので」

主人「今夜のは確(たしか)に伊之助に相違ないナ」

勝「ヘイ、伊之の野郎で」

主人「それが間違うと大事(おおごと)になるぞよ」

勝「イエ、何様(どん)な事があっても、よ宜しゅうごぜえます」

主人「ウム宜(よ)し」

ソッと抜足(ぬきあし)をして自分の居間へ戻り、六連発銃を持来(もちきた)り、襖の間から斯(こ)う狙いを附けたから勝五郎は恟(びっく)りして、

勝「まゝ先生乱暴な事をなすっちゃアいけませぬ、伊之の野郎は打殺(ぶちころ)しても構やアしませぬが、もしもお嬢さんにお怪我でもありましては済みませぬから」