Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
ところへ、奥の間から二人のお若さんがワッと泣きながら転げ出で、
若「これ伊之吉やお米、お前の母は私ですよ」
と意外の言葉に伊之吉とお米もびっくり致し、たゞじろり/\顔をながめるばかりでございます。晋齋老人は目をつぶッていらっしゃいましたが、あゝ怖しいものは因果だ、この親子は何うして斯うも幸ないであろうと、伊之吉お米が双児でありしことをお談(はな)しになってお嘆きあそばす。この両人(ふたり)もこれをきゝますと呆れるばかりで物がいわれません。やがて伊之助も岩次も出てまいり、親子兄弟不思議な邂逅(めぐりあ)いにたゞ/\奇異のおもいでござります。晋齋老人は花里のお米が身に付く借金を和国楼へ償却いたすことに相成り、この一埓(いちらつ)はつきました。さて伊之吉とお米でげすが双児兄妹(きょうだい)ときゝては、お互いに身を恥じ何うも添遂げることが出来ません。そこが因果で別れることも出来ないところから、この両人(ふたり)はその夜(よ)のうち窃(ひそか)に根岸を脱出(ぬけだ)し、綾瀬川へ身を投げて心中した。死骸が翌朝(よくあさ)千住大橋際へ漂着いたしました。