Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい

根岸お行の松 因果塚の由来

三遊亭 円朝

Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme

Aozora Bunko

男と女の双児(ふたご)でございますので、いよ/\其の身の因果と諦め、浮世のことはプッヽリ思い切って仕舞いました。伯父もお若の様子を見て可愛そうでなりませんが、何うも仕様がないので困り切って居ります。何(なん)ぼ狸の胤だからッて人間に生れて来た二人に名を付けずにも置かれぬから、男は伊之吉(いのきち)女はお米(よね)と名を付ける事になりました。茲(こゝ)に一つ不思議なことには伊之吉お米で、双児というものは身体の好格(かっこう)から顔立までが似ているものだそうで、他人の空似とか申して能く似ているものを見ると、あゝ彼(あ)の人は双児のようだと申しますから、真物(ほんもの)の双児は似る筈ではございますが、男と女のお印が違っているばかり、一寸(ちょっと)見ると何方(どちら)が何方かさっぱり分りかねるくらい、瓜二つとは斯(こ)ういうのを云うだろうと思われ、其の上両児(ふたり)とも左の眼尻にぽッつり黒痣(ほくろ)が寸分違わぬ所にあります。これが泣き黒痣という奴で、この黒痣があるものは何うも末が好(よ)くないと仰しゃる方もあり、親が子の行末を案じるは人情左様(そう)ありそうな事で、お若はそんなこんなで大層両児(ふたり)を可愛がりますから、伯父の晋齋はます/\心を痛め、或日(あるひ)お若が前に来て、