Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
元より惚れぬいてはいるが、流石(さすが)親方のお出入先ではあるし、自分がたゝき大工であるから、とても遂げらるゝ恋でないと諦めても煩悩(ぼんのう)はます/\乱れてまいり、えゝという自暴(やけ)のやん八と二人づれで、吉原へ繰込みましては川岸(かし)遊びにヤッと熱を冷(さま)しておりました。そのうち親方もしくじり、破落戸(ごろつき)となったから、根岸の寮へ参るどころか足ぶみもならない。もう斯うなっては手蔓(てづる)が切れて顔を拝むことも出来ませんので、拠(よんどこ)ろなく諦めて仕舞いました。でげすが何うも未練は残っている。時ともすると根岸のお嬢さんのことを思い出し、歯軋(はぎし)りいたして悔(くや)んでおりました。今夜も懶(なま)けものの癖として品川へ素見(ひやかし)にまいり、元より恵比寿講をいたす気で某(ある)楼(うち)へ登(あが)りましたは宵の口、散々(さんざ)ッ腹(ぱら)遊んでグッスリ遣るとあの火事騒ぎ、宿中(しゅくじゅう)は鼎(かなえ)の沸(わ)くような塩梅しき、なか/\お客様に構っていられない。上を下へと非常に混雑いたしますから、勘太はこれ幸いと戸外(おもて)へ飛びだし、毎晩女郎屋近所に火事があればいゝ、無銭(たゞ)遊びが出来るなんかと途方もない