Japanische Klassiker mit Furigana
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ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい
根岸お行の松 因果塚の由来
三遊亭 円朝
Lesen Sie 根岸お行の松 因果塚の由来 (ねぎしおゆきのまつ いんがづかのゆらい) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.967 Zeichen · 157 Bildschirme
お若伊之助は夫婦になって田舎で安楽に暮して居ります。生れた子供も男で伊之助のいの字とお若のわの字を取って岩次(いわじ)と名をつけ、虫気(むしけ)もなくておい/\成長してまいるが、子供ながら誠に孝心が深いので夫婦も大層喜んでいました。これより暫らくは夫婦の上には何事のおはなしもございませんが、末になると全く離魂病の骨子(こっし)をあらわし、また因果塚のよって起(おこ)ることゝ相成るのでございます。こゝに品川の貸座敷に和国楼(わこくろう)と申すのがございまして大層流行(はや)ります。娼妓も二十人足らず居り、みんな玉が揃っているので、玉和国と、悪口をいう素見(ひやかし)までが誉(ほ)めそやしているぐらいでげす。今日は暇だと申しても一人で二人ぐらいのお客は屹度(きっと)ある。忙しいと来たら五六人ずつはありますからなか/\廻しが取れません。甚助(じんすけ)をおこす客もあるが怒(おこ)って出て行(ゆ)くものゝないも訝(おか)しい。それで安直店(みせ)と来ていますから滅法な流行りかた、この楼(うち)に小主水(こもんど)と呼ばれて全盛な娼妓がある、生れはなんでも京阪(けいはん)地方だと申す