Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

文治「姉さん、お前能く考えて御覧なさい、お前さんは義理を立って又飛込(とびこも)うと云うのは誠に心得違いと云うものだ、と云うはお前さんの寿命が尽きないので、私共の船の船首(みよしはな)へ突当(つきあた)って引揚げたのは全く命数の尽きざる所、其の友さんとかは寿命が尽きたから流れて仕舞ったのだに、それをお前さんが義理を立って又飛込(とびこも)うと云うのは誠に心得違いだ、それよりは友さんも親族(みより)のない人なら其の人の為には香花(こうはな)でも手向(たむ)けた方が宜しい、またお母(っか)さんもお前さんを女郎に売るとか旦那を取れとか、お前さんの厭な事をしろと云う訳はないから、それは私がどうか話を付けて上げよう、左様ではございませんか」

田舎客「左様でがんすとも死のうと云うは甚(はなは)だ心得違い、若い身そらと云うは差迫りますと川などへ飛込んでおっ死(ち)んで仕舞うが、そんな駄目な事はがんせん、能く心を落付けてお頼み申すが宜(え)い」

森松「本当です、お前は芸者じゃアないか、お前は芸者だから先が惚れたんだ、いゝかえ、己(うぬ)が勝手に主人の金を遣(つか)やアがって言い訳がないから死ぬ