Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
両人(ふたり)、復(ま)た駈出して身を投げるかも計られないから、何(ど)うか私(わし)に面じて勘弁してくれまいか、そうすれば思い合った二人が仲へ私(わし)が入り、媒妁(なこうど)となって夫婦にして末永く添遂(そいと)げさせてやりたいから、と事を分けて話しました処が、紀の善も有難うございます、左様仰(おっし)ゃって下さるなら遣い込の金子は、当人が見世を出し繁昌の後少々宛(ずつ)追々に入金すれば宜しい、併(しか)し暖簾(のれん)はやる事は出来ないが、貴方(あなた)が仰しゃるなら此の紀伊國屋の暖簾も上げましょう、代物(しろもの)も貸してやりますが、当人の出入(でいり)は外(ほか)の奉公人に対して出来ませんから止める。と事を分けての話に文治も大(おおい)に悦んで、帰り掛けに柳橋の同朋町(どうぼうちょう)に居るお村の母親お崎婆(ばゞあ)の所へ参りました。
文「森松、己(おれ)は斯(こ)う云う所へ来たことはないから手前が先へ往(ゆ)け、此処(こゝ)じゃアないか」
森「此処です……御免ない、お村さんの宅(うち)は此方(こっち)かえ」
文「なんだ愚図々々分らん