Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

此の靨と云うものは愛敬のあるもので私(わたくし)などもやって見たいと思って時々やって見ましたが、顔が皺(しわ)くちゃだらけになります。おあさは小股(こまた)の切り上った、お尻(しり)の小さい、横骨の引込(ひっこ)んだ上等物で愛くるしいことは、赤児(あかご)も馴染むようですが、腹の中は良くない女でございますけれど、器量のよいのに人が迷います。所で森松が岡惚(おかぼれ)をしましてちょく/\家(うち)の前を通りまして、

森「えー今日(こんち)は」

などと辞(ことば)をかけたり水を汲んでやったり致しますが、妙なもので若い女が手桶(ておけ)を持って行(ゆ)くと「姉さん汲んで上げましょう」と云いますが、これがお婆(ばあ)さんが行って「一つ汲んでおくんなさい」と云うと、井戸を覗いて見て「好(い)い塩梅(あんばい)に水があればいゝが」と云うくらいなことで。森松がちょく/\水を汲んでくれたり、買物や何かして遣(や)りますから、おあさは手拭の一筋もやったりなどして居りますと、或日のことおあさが云うに、

あさ「お母(っか)さんが煩っていてじゞ穢(むさ)くって仕様がないよ、何かする