Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

方です」

あ「顔に似合うが似合うまいが大きにお世話だ、さっさと持ってお帰り」

と云いながら、握飯(むすび)をポカーリッと投(ほう)り付けました。

彦「何をするんです、勿体(もってえ)ねえや、ムニャ/\/\持って来たってなんでえ」

あ「お母様(っかさま)、あなたは納豆売風情に握飯を貰って食(あが)りとうございますか、それ程食りたければ皿ごと食れ」

と云いながら入物(いれもの)ごと投(ほう)り付けましたが、此の皿は度々(たび/\)焼継屋(やきつぎや)の御厄介になったのですから、お母(ふくろ)の禿頭(はげあたま)に打付(ぶッつか)って毀(こわ)れて血がだら/\出ます。口惜(くやし)くって堪(たま)らないからおあさの足へかじり付きますと、ポーンと蹴(け)られたから仰向(あおむけ)に顛倒(ひっくりかえ)ると、頬片(ほっぺた)を二つ三(み)つ打(ぶ)ちました。

彦「あゝ驚いた、こんな奴を見たことはない、鬼だ/\」

と云いながら彦六は迯(にげ)帰って此の事を長屋中へ話して歩きまして、長屋中で騒いでいるのが文治の耳へ入ると、聞捨てになりませんから、日の暮々(くれ/″\)に藤原の所へ来て、