Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

文「まア/\、それは至極御尤(ごもっと)もの話で、文治郎も気狂いでないから貴方に断らんでする訳はないが、此の程は御老母にとんと食(しょく)を与えぬので、御老母は餓死なさるより外(ほか)に仕方がない、貴方がお宅へ帰って見れば御老母が食べ過ぎて困ると云って親子の間中(あいなか)を裂くようにするから、御老母は堪えかねて、喜代之助はそれ程ではないが、倶(とも)に私(わし)を酷(ひど)く扱い折檻するゆえ、此の上は死ぬより外はないと仰しゃるのを聞いて、長家中の者がお気の毒に思い、折々(おり/\)食物(たべもの)を進ぜました、今日(こんにち)も納豆売の彦六爺(おやじ)が握飯(むすび)を御老母に上げて居(お)る処へ、おあさ殿が帰って来て、其の握飯を御老母に投付け、彦六爺に悪口(あっこう)を云い、遂に御老母に皿を投付け、おつむりに疵が出来ました、未(ま)だそれにても飽き足らず御老母を足蹴(あしげ)に致すのを文治郎見ました故に、あゝ怪(け)しからん不孝非道な女と赫(かっ)と致して飛込み、殺す気はなかったが、怒りに乗じ思わず殺す気になったのは私(わし)が殺した