Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

ことがあるか、やれ家(うち)を越したの、やれ品物を仕入れるの、店を造作(ぞうさく)するのと云って丁度金を送ったことはありゃアしねえ、大事な一人娘を何故親に無沙汰で、此方様(こちらさま)へ来て博奕(ばくち)同様な賭碁に書入れた、三百両と云う大金でお前は碁を打って楽しんだろうが、親に無沙汰で書入れて仕舞って、此方様だから宜(い)い、お母(ふくろ)ぐるみ引取るから心配するなと仰しゃるが、若し悪い者の手に掛れば女郎に売られるか知れやしねえ、太(ふて)い奴だ、縁切(えんきり)で遣った娘ではねえ、嫁に遣れば姑(しゅうと)だよ、己(おれ)に一応の話もしねえで、沙汰なしに金の抵当(かた)に書入れられて溜(たま)るものか、手前(てめえ)のような奴に何(なん)と言ったって再び娘は遣りゃアしねえからそう思いなよ」

友「お母(っかあ)それはねお前が腹を立つのは尤(もっと)もだけれども、是には種々(いろ/\)な深い訳のあることで、私も此方様へ二月からお出入して、初めはやれこれ云って有難い花主(とくい)と思って、此様(こんな)に人を欺(だま)すようなことをなさろうとは思わなかったが、後月(あとげつ)来たら