Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
友「それはお村に惚れているので、前々(ぜん/\)から私を欺(だま)して百両を三百両にしてお村を取上げ、私は半分死んで居ります」
森「分らねえな、……爺(じい)さん、旦那を喚(よ)んで来るから鳥渡(ちょっと)此の人を此処(こゝ)へ置いてくんねえ」
爺「貴方がお出(いで)なすっては困ります、彼(あ)の人が駈出すと困りますよ」
森「少しは駈出すかも知れねえが、直(じき)だから」
と云い捨てゝ、森松が業平橋へ来て文治郎に云うと、文治郎も心配しても外(ほか)に仕方がないから、お母様(っかさま)には上州前橋の松屋新兵衞が来て逢いたいから吾妻橋の海老屋で待っているとお母様に言ってくれと、こしらえ事ではありますが、人の為と思い、母に話しますると、外の者では遣(や)らぬが、松屋さんなら逢ってくるが宜(よ)いと云うので、森松と同道で都鳥と云う茶店へ来て、
森「爺さんいるかえ」
爺「居(お)ります、時々縁台から下りまして川を覗(のぞ)いて居ります」
森「心配(しんぺい)はねえ、旦那が来たから」
爺「御苦労様、お医者様ですか」
森「お医者様じゃねえ……旦那此方(こっち)へ」