Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
時も頓(とん)と無沙汰で越しました、然(しか)る処、昨夜吾妻橋を通り掛りますると、友之助が吾妻橋の中央より身を投げようと致す様子、狂気の如く相成って居ります故、引留(ひきと)めて仔細を聞くと、御当家様へお出入になり、長らく御贔屓(ごひいき)を戴き先月御当家様で金子百両借用致して、其の証文表(おもて)に金子滞る時は女房お村を妾に差上げると云うことが書いてあり、金子の返金滞ったによって女房お村をお取上(とりあげ)になってお返しがない、それ故に驚き、金子才覚して持って参りました所が、金子もお村もお取上で、お返しならぬ上御打擲になり、剰(あまつさ)え御門弟衆(しゅ)が髻(もとゞり)を取って門外へ引出し、打ち打擲して割下水へ倒(さか)さまに投入(なげい)れられ、半死半生にされても此方(こっち)は町人、相手は剣術の先生で手向いは出来ず、如何(いか)にも残念だから入水(じゅすい)してお村を取殺(とりころ)すなどと狂気(きちがい)じみたことを申し……それはまア怪(け)しからぬこと、音に聞えたる大伴の先生故、町人を打ち打擲などをすることはない