Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
のを、足下(そっか)に掛けてドブーンと溜り水の中に落して仕舞いました。懐中から小菊(こきく)を取出して鮮血(のり)を拭い、鞘に納め、折(おり)や提灯を投げて、エーイと鞍馬(くらま)の謡(うた)いをうたいながら悠々(ゆう/\)と割下水へ帰った。其の翌日文治郎が様子を見て大伴の道場へ斬込もうと致しますと、只今なれば丁度午後二時半頃、文治郎の宅の玄関の前を往ったり来たりして居(お)るのは左官の亥太郎。
森「どうしたえ」
亥「森松か大(おお)御無沙汰をした」
森「旦那がどうしたって心配(しんぺい)をしていらア、家(うち)を間違(まちげ)えたのか、往ったり来たりしている、どうも豊島町の棟梁のようだが、どうしたのかと思っていた」
亥「家(うち)を間違(まちげ)えるような訳で、大御無沙汰」
森「己(おら)の家(うち)に嫁が来た、良(い)い女だよ」
亥「冗談じゃアねえ知らしてくれゝば嗅(くせ)え鰹節(かつぶし)の一本か酢(すっ)ぺい酒の一杯(いっぺい)でも持って、旦那お芽出度(めでと)うござえやすと云って来たものを」
森「未(ま)だ本当の祝儀をしねえから何処(どこ)へも知らせねえのだ、大丈夫だ、心配(しんぺい)しなくもよろしい、祝いものは何処からも来やしねえ、表向(おもてむき)に婚礼をすりゃアお前(めえ)の