Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

ような訳で」

文「成程、併(しか)しながら亥太郎さん、一人のお父(とっ)さんのことだから立派になさい」

亥「へえ…何(なん)だって豊島町の富士講の先達(せんだつ)だの法印が法螺(ほら)の貝を吹くやら坊主が十二人」

文「成程」

亥「それも宜(い)いが、蝋燭だの線香だの食えもしねえ物を貰って返(けえ)しをしなければならねえ」

文「成程、御孝行の仕納めだから立派になすった方が宜しい」

亥「身に余った葬(ともれ)えで仮寺(かりでら)を五軒ばかりしなければ追付(おっつ)かねえ、酒が三樽(たる)開いて仕舞う、河岸(かし)や何かから魚を貰って法印が法螺の貝を吹く騒ぎ」

文「成程」

亥「それも仕方がねえが山のように線香だの何(なん)だの、質にも置けねえ物を貰って、それも宜(い)いが返(けえ)しに菓子と茶を附けなければならねえ」

文「成程、立派にしてお上げなさい」

亥「坊主を十二人頼むというので棺台などを二間(けん)にして、無垢(むく)も良(い)いのを懸けろというので、富士講に木魚講、法印が法螺の貝を吹く」

文「成程立派なことで」

亥「それも宜(い)いけれども食えもしねえ線香や蝋燭などを山のように積んで、菓子や茶の袋を配る