Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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なりひらぶんじひょうりゅうきだん

業平文治漂流奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme

Aozora Bunko

文「弱い奴だなア、改心するなどと申して此の場を逃延(にげの)びて、又候(またぞろ)性懲(しょうこ)りもなく悪事をした事が文治郎の耳に入れば助ける奴でない、天命と思って死ね」

國「ア痛た/\、そう締めると死んで仕舞います、屹度(きっと)改心しますから何卒(どうぞ)放して下せえ/\」

文「屹度改心致すか、改心致せ」

と云って突放(つきはな)された時は身体が痺れて文治の顔を呆気に取られ暫く見て居りましたが、

國「旦那え/\お前(めえ)さんは噂にゃア聞いて居りやしたが、きついお方ですねえ、滅法な力だ、私(わっち)も旧悪のある國藏で、お奉行(ぶぎょう)がどんな御理解を仰しゃろうと、箒(ほうき)じりで破綻(ひゞだけ)のいるほど打(ぶ)たれても恐れる人間じゃアねえが、お前(めえ)さんの拳骨で親に代って打(う)つと云う真実な意見の中(うち)に、手前(てめえ)は虫よりも悪い奴だ、又堅気の下駄屋で稼いでいて足りねえと云えば米の一俵ぐれえは恵んでやると云う言葉が嘘で云えねえ言葉だ、成程そう云われて見れば虫より悪い事をしやした、旦那え、実ア私(わっち)ア寒さの取付(とっつ)きで困るから嚊をだしに二三両強請ろうと思って来た