Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
ほうがよろしい、未(ま)だそればかりじゃアない、お前さんのような容貌(みめ)よい女中が、深夜にあんな所に居て、悪者に辱(はず)かしめられたらどうするえ、又先刻(さっき)のように雪に悩んで倒れていて誰も人が来なかったらどうするえ、それ故どうかお百度に出るだけは止して下さい、信心ばかりで親父(おとっ)さんの眼は治らん、名医にかけて薬を服(の)ませなければならんから、薬を服まして信心をするが宜しい、何処(どこ)のお医者に診て貰ったえ」
娘「はい、荒井町(あらいまち)の秋田穗庵(あきたすいあん)さんと云うお医者様に診て戴きましたが、真珠の入る薬を付ければ治るけれども、それは高いお薬で貧乏人には前金(ぜんきん)でなければ遣(や)られないと仰しゃいましたけれど、四十金もなければなりませんそうでございます」
文「フム、それでは四十金で必ず治ると医者が受合いましたかえ、それじゃア爰(こゝ)に四十金持合せがありますから、これをお前さんに上げましょう」
森「旦那、何をするのです、およしなせえ、おまえさんは知らないが斯う云うものには贋物(にせもの)が多い、貧乏人の子供が表に泣いていて、親父(ちゃん)もお母(かあ)もいない、腹がへっていけねえと云ってワーッと泣くから、可愛そうだと思って百もやると材木