Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
のだが、お前は友之助(とものすけ)さんとは深い中で、それがため義理の悪い借金も出来ているから、結局(つまり)二人で駈落(かけおち)などいう軽卒(かるはずみ)な事でもしやしないか、困ったものだと云う事が私の耳に入っているが、私も兄弟は無し、心細いから平常(ふだん)親切にしておくれのお前と、末々まで姉妹分(きょうだいぶん)になりたいと思う心から案じているのだが、それは厭に違いはないが、友さんの為なら厭な旦那もお取りかと私は考えてるが、友之助さんの為だと諦めて舎弟の云う事を聞けば、纒(まと)まったお金を幾らか私が貰って上げるから、それで内証(ないしょ)の借金を払い、二百両か三百両の金を友さんにも遣り、借金の方(かた)を附け、可なり身形(みなり)を拵(こしら)え、時々は私が騙(だま)かして拠(よんどころ)ないお座敷で帰りが遅くなると云って上げるから、厭でもあろうが只(たっ)た一度、舎弟と枕(まくら)を並べて寝て遣れば、どんなに悦ぶか知れない、それは厭だろうが、其の時は私が密(そっ)と友さんを他(ほか)に呼んで置いてお前に逢わせ、口直しを拵えて置くからねえ、私も責められて困るからよ」