Japanische Klassiker mit Furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 159.974 Zeichen · 317 Bildschirme
村「私のようなものと死ぬのは外聞がわるかろうけれども、友さん定(さだま)る約束と諦めて、どうぞ死んで彼世(あのよ)とかへ行っても、どうぞ見捨てないで女房(にょうぼ)と思っておくんなさいよ」
友「あいよ/\主人の金を遣(つか)い果たして死ぬのは、十一の時から育てられた旦那様に済まねえけれど、どうか御勘弁なすって下さい、己もお前も親はなし、親族(みより)も少い体で斯うなるのは全く宿世(すぐせ)の約束だなア」
村「あい、さア、友さん早く私を突飛(つきとば)しておくんなさい」
と二人共に掌(て)を合せて南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)/\と唱えながら、友之助がトーンと力に任せてお村の腰を突飛すと、お村はもんどりを打って浪除杭の外へドボーンと飛込んだから、続いて友之助も飛びましたが、お村を突飛ばして力が抜けましたか、浪除杭の内へ飛込んだから死ねません、丁度深さは腰切(こしっきり)しかありませんから、横になって水をがば/\飲みましたが、苦しいから杭に縋(すが)って這上(はいあが)りますと、扱帯は解けて杭に纒(から)み、どう云う機(はず)みかお村の死骸が見えませんで、扱帯のみ残ったから、