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Japanische Klassiker mit Furigana

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あしたはメーデー

槇村浩詩集

槙村 浩

Lesen Sie 槇村浩詩集 (あしたはメーデー) von 槙村 浩 (まきむらこう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.095 Zeichen · 51 Bildschirme

Aozora Bunko

常に愉快なピオニールの餅屋であることができた

ピオニールが彼の餅屋を愛する以上に

彼は少年らのはつらつさと、彼等の伸びようとする意力と文化とを愛した

風のように

彼はもうちょっとばかし大きいピオニールたちの

豚箱から豚箱に現われた

にっこりと手をあげる間もなく………!

僕はうなづきうなづき―――投げこまれた餅の袋の

一きれ一きれを

ごっくりごっくり咽を鳴らしながら飲みこんだ

―――餅とはめったにこんなにうまいものではないのだ!

しつような土地取上げと

さんたんたる小作争議とが

出来たばかりの組合の仕事にせわしい同志林を

豚箱の昔の部屋えひんぱんに追いこんだとき

重い鳶色の鉄扉が

外の同志と共に

ぶつぎれにどこからともなく元気なたよりを吹き送ってくる餅屋のおやぢを

僕と幾重にも仕切ったとき――

この国に

ひとりの

赤ん坊が

生れた!

満州製の罐詰の底で寒そうに鳴る息子らの骨と

かけがえのない娘たちの肉にまでかえて料った

赤土まじりの草と、きびとひえの飯まで食わされる百姓と

最大の安全をもつ黒字資本をおろした、吹きっさらしの

監獄部屋のある

このツアー国家に

顔中

うみ汁と