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Japanische Klassiker mit Furigana

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あしたはメーデー

槇村浩詩集

槙村 浩

Lesen Sie 槇村浩詩集 (あしたはメーデー) von 槙村 浩 (まきむらこう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.095 Zeichen · 51 Bildschirme

Aozora Bunko

とめどもなく身分に脈うつ晩秋の匂いを嗅ぎ合った時生まれたのだが!

人生のイデアは、空間の境時標の上に彼のきらびやかな表象をひるがえし

聖なるプラトーと

帝冠を戴いたアインシュタインは

生れ出た国家と斃れゆく国家の墓穴を

いつでも断章で終る恋文で一ぱいになった僕等の楓の傍の

石膏の並木に掘りつゞけた

そしてシラー

愛しきれぬ潔癖さ

それからゴリキー

当惑すぎるほどの、全く包擁すぎる包擁癖

おゝもし世界の自己像が、浮揚したヒューマニズムの上でつまづきさえしなかったなら!

空疎な独白から眼をあげ

肩をそびやかして一切の倦怠を笑い飛ばした時

僕等はお互の若い眼の中に

未来のコンミュニズムの輝きの発止と飛ぶ火花を

おぼろげに認めたのだ

僕等は十三だった!

さようなら! と僕は言った

それは不遜な少年たちが次々に放校される順番が

僕に廻って来た時だった

三年后に治維法に問われたKが姿を見せなくなってから間もなく

ひっぺがした上のホックと

下から二番目のM・ボタンをかけぬ学校に

僕は永別したのだ

(五年たってから、彼と同じ牢獄の編笠が僕をその下に立てた)

それは本当に止まり木のような