Japanische Klassiker mit Furigana
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ひかくしんわがく
比較神話学
高木 敏雄
Lesen Sie 比較神話学 (ひかくしんわがく) von 高木 敏雄 (たかぎとしお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 177.624 Zeichen · 348 Bildschirme
避りまつりし故は其八十神各々稲羽の八上比売を婚わんの心ありて、共に稲羽に行きける時に、大穴牟祖ノ神に袋を負わせ、従者として率て往きき。是に気多の崎に到りける時に、裸なる兎伏せり。八十神其兎に言けらく、汝、せんは、この海塩を浴み、風の吹くに当りて、高山の尾上に伏してよと云う。故其兎、八十神の教うるままにして伏しき。爾に其塩乾くままに、其身の皮悉くに風に吹拆えし故に、痛みて泣き伏せれば、最後に来ませる大穴牟遅ノ神、其兎を見て、なぞも汝泣き伏せると問い給うに、兎答申さく、僕游岐ノ島に在りて、此地へ度らまく欲つれども、度らん由無かりし故に、海の和邇を欺きて言いけらく、吾と汝と族の多き少きを競べてん。故レ汝は其族のありの悉率て来て、此島より気多の崎まで、皆列伏し度れ。吾其上を蹈みて走りつつ読み度らん。是に吾族と孰れ多きと云うことを知らん。かく言いしかば、欺かえて列伏せりし時に、吾其上を読み度りし来て今、地に下りんとする時に、汝は吾に欺かえつと言い竟れば、即ち最端に伏せる和邇、我を捕えて悉に我衣服を剥ぎき。先だちて出でましし八十神の命以ちて、海塩を浴みて、風に当り伏せれと誨え給いき。