Japanische Klassiker mit Furigana
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みずのおんな
水の女
折口 信夫
Lesen Sie 水の女 (みずのおんな) von 折口 信夫 (おりくちしのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 18.525 Zeichen · 38 Bildschirme
にしっくりせぬ。これはみつはの女神の蘇生の水に関聯した修辞が、平安に持ち越してわからなくなったのを、習慣的に使うたまでだろうと説きたい。この歌などの類型の古いものは、もっとみつはの水を汲む為事が、はっきり詠まれていたであろう。とにかく、老年変若を希う歌には「みつは……」と言い、瑞歯に聯想し、水にかけて言う習慣もあったことも考えねばならぬと思う。
丹比のみづはわけという名は、瑞歯の聯想を正面にしているが、初めは、みつは神の名をとったことはすでに述べた。詞章の語句または、示現の象徴が、無限に譬喩化せられるのが、古代日本の論理であった。みつはが同時に瑞歯の祝言にもなったのである。だがこれは後についてきた意義である。本義はやはり、別に考えなくてはならぬ。
みぬま・みつは・みつま・みぬめ・みるめ・ひぬま。これだけの語に通ずるところは、水神に関した地名で、これに対して、にふ(丹生)と、むなかたの三女神が、あったらしいことだ。
丹後の比沼山の真名井に現れた女神は、とようかのめで、外宮の神であった。すなわちその水および酒の神としての場合の、神名である。この神初めひぬまのまなゐの水に浴していた。