Japanische Klassiker mit Furigana
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ちゅうもんのおおいりょうりてん
注文の多い料理店
Lesen Sie 注文の多い料理店 (ちゅうもんのおおいりょうりてん) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.269 Zeichen · 223 Bildschirme
おほん、おほん、
ごぎのごぎおほん、
おほん、おほん。」
かしわの木大王が眉をひそめて云いました。
「どうもきみたちのうたは下等じゃ。君子のきくべきものではない。」
ふくろうの大将はへんな顔をしてしまいました。すると赤と白の綬をかけたふくろうの副官が笑って云いました。
「まあ、こんやはあんまり怒らないようにいたしましょう。うたもこんどは上等のをやりますから。みんな一しょにおどりましょう。さあ木の方も鳥の方も用意いいか。
おつきさんおつきさん まんまるまるるるん
おほしさんおほしさん ぴかりぴりるるん
かしわはかんかの かんからからららん
ふくろはのろづき おっほほほほほほん。」
かしわの木は両手をあげてそりかえったり、頭や足をまるで天上に投げあげるようにしたり、一生けん命踊りました。それにあわせてふくろうどもは、さっさっと銀いろのはねを、ひらいたりとじたりしました。じつにそれがうまく合ったのでした。月の光は真珠のように、すこしおぼろになり、柏の木大王もよろこんですぐうたいました。
「雨はざあざあ ざっざざざざざあ
風はどうどう どっどどどどどう