Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゅうもんのおおいりょうりてん

注文の多い料理店

宮沢 賢治

Lesen Sie 注文の多い料理店 (ちゅうもんのおおいりょうりてん) von Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 106.269 Zeichen · 223 Bildschirme

Aozora Bunko

二本うで木の工兵隊

六本うで木の竜騎兵

ドッテテドッテテ、ドッテテド

いちれつ一万五千人

はりがねかたくむすびたり」

どういうわけか、二本のはしらがうで木を組んで、びっこを引いていっしょにやってきました。そしていかにもつかれたようにふらふら頭をふって、それから口をまげてふうと息を吐き、よろよろ倒れそうになりました。

するとすぐうしろから来た元気のいいはしらがどなりました。

「おい、はやくあるけ。はりがねがたるむじゃないか。」

ふたりはいかにも辛そうに、いっしょにこたえました。

「もうつかれてあるけない。あしさきが腐り出したんだ。長靴のタールもなにももうめちゃくちゃになってるんだ。」

うしろのはしらはもどかしそうに叫びました。

「はやくあるけ、あるけ。きさまらのうち、どっちかが参っても一万五千人みんな責任があるんだぞ。あるけったら。」

二人はしかたなくよろよろあるきだし、つぎからつぎとはしらがどんどんやって来ます。

「ドッテテドッテテ、ドッテテド

やりをかざれるとたん帽

すねははしらのごとくなり。

ドッテテドッテテ、ドッテテド

肩にかけたるエボレット

重きつとめをしめすなり。