Japanische Klassiker mit Furigana
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こうずいたいりくをのむ
洪水大陸を呑む
海野 十三
Lesen Sie 洪水大陸を呑む (こうずいたいりくをのむ) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 6.328 Zeichen · 13 Bildschirme
「でも、今大西洋には、そんな大陸はないじゃありませんか。どうしたんですか」
「さあ、それが大事件なんだ。まあ、しばらく見ていたまえ。器械を調整して、アトランチス大陸の地上へ焦点をあわせてみよう」
おじさんは、器械の前で、いそがしく調整をはじめた。たくさんある目盛盤をいくどもうごかし、そして計器の針をみては、また目盛盤をうごかすのであった。その間に、映写幕にうつっている像はいくたびかぼんやりとなり、またいくたびか川のように流れ、それからまた、たびたび消えた。
だが、そのうち像は次第にはっきりして来た。山が見え、川が見え、それからりっぱな建築物が見えだした。やがて焦点が地上にはっきりあうと、道をあるいていく人々の姿が見えるようになった。ただし、斜め上から見たところがうつっている。ちょうど、ビルの三階ぐらいから地上を見下ろしたような調子であった。
「アトランチス人だ。りっぱな服装をしているだろう。エジプト時代よりもずっと文化が高かったことが分る。男と女の区別も、ちゃんと分るだろう」
おじさんの説明に、三四郎はかたずをのんで画面に見入っていた。美しくかざって白馬が通る。