Japanische Klassiker mit Furigana
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あさくさもうで
浅草詣
伊藤 左千夫
Lesen Sie 浅草詣 (あさくさもうで) von 伊藤 左千夫 (いとうさちお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.517 Zeichen · 5 Bildschirme
髪いさんがきておっかさんの髪をゆっているよ、おとっちゃんおとっちゃんおかさんまだアタイに髪ゆってくれないよ、アタイ浅草へいっておもちゃ買って、お汁粉たべる、アタイおっかさんと車にのっていくよ、雪がふれば観音様へとまるよ、イヤおっかさんとねるの、おとっちゃんとねない、アタイおっかさんとねる。
おとっさん早くしないかア、早く着物おきかえよ、お妙ちゃんもめいちゃんも髪ゆうてよ、早くゆこうよう、新聞なんかおよしよ。
髪ができればお白ろいをつけ、着物を着換えるという順序であるが、四人の支度を一人でやる次第じゃで大抵の事ではない、予は着物を着換えたついでに年頭に廻残した一、二軒を済すべく出掛けた、空は曇りなく晴て風もなし誠に長閑な日である、まずよい塩梅だ、同じゆくにも、こういう日にゆけば児供等にも一層面白い事であろうなど考えながら、急ぎ足でかけ廻った、近い所であるから一時間半許で帰ってきた。
定めて児供等が大騒をやって、待かねているだろうと思って、家にはいると意外静かである、日のさし込でる窓の下に祖母が仲なを抱いていた、三人の児等はあんかによってしょげた