Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
うかぶひこうとう
浮かぶ飛行島
海野 十三
Lesen Sie 浮かぶ飛行島 (うかぶひこうとう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.009 Zeichen · 249 Bildschirme
「うん、あれか。早く撃沈してしまわないと、飛行島にもしものことがあっては」
「なあに、怪潜水艦のいた海面は、すっかり取巻いたから、もう心配なしだ。味方は飛行機と潜水艦とで百隻あまりもいるじゃないか」
「どうかな。闇夜のことだし、相手はなにしろこの前も手を焼いた日本海軍の潜水艦だぜ」
光弾はひっきりなしに空中から投下される。
駆逐艦は、警戒海面のまわりをぐるぐるまわって、命令があれば直ちに爆雷をなげこむ用意ができている。
攻撃機は、空中からしきりと怪潜水艦の姿をさがしている。
リット少将は、日本潜水艦現るとの報に、愕然と顔色をかえた。
「ふーん、そうか」
と大歎息して、
「さっき警備隊が祝電をよこしたが、こいつは危いと思ったのじゃ。こっちから警備のお礼電報をだすのはわかっているが、警備隊の方から祝電をよこすなんて、警備に身がはいっていない証拠じゃ。これでも世界に伝統を誇る英国海軍か」
副官がその時恐る恐る少将の前に出てきた。
「検閲点呼のことにつきまして、至急お耳に入れたいことがございます」
「なんじゃ、検閲点呼のことじゃ。君は気が変になったのか。日本潜水艦現るとさわいでいる最中に、検閲点呼のことについてもないじゃないか」