Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ほのおのひと――ゴッホしょうでん――
炎の人――ゴッホ小伝――
三好 十郎
Lesen Sie 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 104.035 Zeichen · 207 Bildschirme
滑稽なズボンした)ね! ね! それを画家は描かなきゃならないんだ。表面の着物だけでなくだ、色だけでなく――それを僕は――わかってくれゴーガン。頼むから!(ゴーガンの膝に取りついて、何度も頭を下げる)
ゴー 僕は君に忠告する。そこをどきたまい。そして、もう少し落ち着きたまい。
ロート (笑って歩き出しながら)さあ、もう行くぜ。
ヴィン ま、待って、トゥールズ! ベルナール! どうか頼むから――(と、そちらへ向ってもお辞儀をする)
ゴー うるさい。……(すがりついて来るヴィンセントを、いきなり軽々とひっかかえて、わきの売台の上にヒョイとのせ、サッサと出て行く。ゴーガンを迎えた四人は、こちらを振返って見ながら、向うへ立ち去って行く……)
不意に店にはヴィンセントとタンギイの二人だけが残されてしまう。……売台の上に滑稽な下着だけで、両足をブラリとさせて、黙りこんでしまってキョロンと坐ったヴィンセントの寂しい姿。それをタンギイが気の毒そうに眺めている。
間……どこかで、微かな鐘が鳴る。
タン ゴッホさん。
ヴィン ……。
タン 風を、ひきますよ。……そんな恰好で、いつまでもいると。