Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

ほのおのひと――ゴッホしょうでん――

炎の人――ゴッホ小伝――

三好 十郎

Lesen Sie 炎の人――ゴッホ小伝―― (ほのおのひと――ゴッホしょうでん――) von 三好 十郎 (みよしじゅうろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 104.035 Zeichen · 207 Bildschirme

Aozora Bunko

そいでも、こうして生きてるんだ。つれえのは自分一人のことじゃねえぞ。みんな、泣くにも泣けねえ心持をこらえながら、やってるんだ。(老婆は石つんぼだが、自分のことを言われていることに気づき、三人を見まわしている)

デニス だからよ、だから、そんなお前、そんなことが、俺たちのせいかよ? こんなひでえ目に逢うのが俺たちの――

ヴェルネ 俺たちのせいじゃねえよ。だから、そこんとこをどうやって行けば俺たち坑夫が生きて働いて行けるか、そいつをしっかりやってって見ようと言うのが俺たちの仕事だ。下手にジタバタすると、出来ることも出来そこなって、俺たちみんな死に絶えるぞ。

アンリ まったくだ。ハッパ、ぶっぱなすなあ、いつでも出来る。大事なこたあ、炭の筋に当るようにハッパをチャンと仕掛けることだ。なあ、そうだろ、バコウのおっ母あ?

老婆 あん?

アンリ (老婆の耳のそばへ)このなあ、ボリナーヂュ中の人間の命がよ、俺たちの肩にかかっているからなあ、めったなことでかんしゃくを起こしちゃいけねえよなあ! そうだろ?

老婆 そうだそうだ。ここの先生におたの申そうと思ってよ。町の教会までは、おらの足じゃ行けねえからなあ。