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Japanische Klassiker mit Furigana

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どくほんどじょうりくさくせん

独本土上陸作戦

海野 十三

Lesen Sie 独本土上陸作戦 (どくほんどじょうりくさくせん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.443 Zeichen · 19 Bildschirme

Aozora Bunko

「今誓約したことは、必ずやります。しかし一体、独本土へ上陸といって、どこへ上陸すればいいのかな。ブレーメンかキール軍港のあたりまで行かなければ満足しないのか、それともドイツの占領地帯で、お手近かのドーヴァ海峡を越えて旧フランス領のカレーあたりへ上陸しただけでも差支えないのか、一体どっちを望むのかね」

金博士に大きく出られて、ゴンゴラ総指揮官は、碧い目玉をぐりぐり廻わし、

「どっちでも結構ですが、一つ早いところ上陸して貰いたいですねえ。ドイツ兵のいる陸地へ、こっちからいって上陸したということになれば、そのニュースは、ビッグ・ニュースとして全世界を震駭し、奮わざること久しきイギリス軍も勇気百倍、狂喜乱舞いたしますよ」

「狂喜乱舞するかな。それはどうかと思う」

「いや、狂喜乱舞することは請合いです」

「そうかね。そこのところは、余にはよく呑みこめないが、とにかく、上陸作戦をやるについて、予め種々、貰うものは貰って置きたい」

「ああ、これは申し遅れて失礼をしました。成功の暁は、博士の測り知られざるその勲功に対し、いかなる褒賞でも上奏いたしましょう。いかなる勲章がお望みかな。