Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme

Aozora Bunko

子供の家の生活を描いた、アブデェンコの「私は愛す」という小説はデーツキー・ドウムの生活の人間らしさを描いて感動的なものでしたが、新聞評でも云っているように、この子供の町の後半はアメリカ式センチメンタリズムが多くて、ギャングの人情に陥して、そういう映画としての欠陥が、そのものでこの牧師の仕事の本質をも語っているような感じです。善意でつくられている映画でもやっぱりそれだけの商魂で価値を低くされている如く、この牧師の善意もそういう少年を街上に放り出す社会生活の性質に対してはやはり一つのビボーであるという感が深まります。子役なんかを泣かせるためにつかったりしてね。それでも私はやっぱり面白く思ったのは、少年の町のその牧師が、アメリカ精神としての自治の心をつよく子供たちに養成しているところ(町のシステム全般に)、男の子同士の正義感からの闘志を或点みとめて、腕力沙汰を、フェア・プレイとしてボキシングで放散させるところ、その牧師先生自身なかなか体力敏捷であって、素早しこい悪たれ小僧に決してまけない男としてあらわされているところ、アメリカの感情がよく出ていると思いました。