Japanische Klassiker mit Furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lesen Sie 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 374.755 Zeichen · 745 Bildschirme
とをお約束ねがいます。いいでしょう? 栄さん夫妻があなたに十円までのおくりものがしたいのですって。インバネスを着せて貰って大いに助っているから。何がいいかお考え下さい。おめにかかって云おうと楽しみにしていたのですから。何がいいかしら。何か欲しいと思っていらっしゃる字典でもあったら。手紙下さるでしょう? 呉々お大切に、熱をくっつけてはいやよ、お願いいたします、たくさんの good wishes を。(毎日毎日出しては、という意味)
[自注31]デンポウ――顕治は病気のため公判廷に出廷中止した。裁判所は無理に出廷させようとし、拘置所はその旨をうけて、顕治を病人として病舎におくることを拒絶しはじめ、病舎で面会を禁止した。
十二月十三日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(封書)〕
十二月十三日 第一一三信
きのうからすっかり寒くなりました。いかが? 熱はどんな工合になりましたろう。それから脈も。お元気でしょう?
きのう栗林さんが打った電報御落手のことと存じます。
用事だけ先ず申しますが、本月と一月一杯、ちょ/\出るとか出ないとか云うことはないようになりましょう。