Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おうさまのかんしんされたはなし
王さまの感心された話
小川 未明
Lesen Sie 王さまの感心された話 (おうさまのかんしんされたはなし) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.390 Zeichen · 7 Bildschirme
それは、野山を飛びまわって遊ぶためではありません。毎日、山河を越えてゆく旅人が幾人あるかしれません。それらの旅人は、ゆく先を急いでいます。けれど疲れて、よく眠入っているものもあります。家には、子供が父親の帰るのを待っているのもあります。中には、重い病気にかかって、早く息子の帰るのを待っている年取った親たちもあります。それらの旅人に元気づけるために、快く朝早く目をさまさせるために、私は鳴くのです。」と申しあげました。
王さまは、弟が小鳥になった心がけがよくわかりました。そして、姉も、妹も、弟も、みんな人々のためを思っているのをお知りになって、深く感心なされました。王さまは、永久に小鳥を平和の使いとされたのであります。
それから、すでに幾万年かたちましたけれど、星と花と小鳥は、人々から愛せられ、詩人から歌われています。三人の姉と妹と弟は、暁のある一時を、ものこそいわないが顔を合わして、永久にいきいきとして、たがいになぐさめ合うのでありました。