Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
はくどうかのこうよう
白銅貨の効用
海野 十三
Lesen Sie 白銅貨の効用 (はくどうかのこうよう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.568 Zeichen · 3 Bildschirme
どっちが上るか下るかによって、郵税として三銭切手を貼るべきか、もう一枚殖やして六銭だけ貼るべきかがわかるという簡易秤の役目をつとめる。
射的としての効用
好ましきは射撃手としての腕前達人たることである。吾人に許されたるは、ピストルに非ず、機関銃に非ず、猟銃も制限いたずらに厳にして駄目、空気銃だけが許されている。空気銃とて、照準を合わせる練習は立派にやれるし、プスリと射抜いた刹那の快感も相当なものである。ところでその射的であるが最も面白く、且つ有益なるは、庭の樹の枝に糸を下げ、その先に十銭白銅貨をブラ下げて置いてこれを射つことである。若し窓辺によって射るとして、的の下っている樹まで十メートルを距て置きたらんには、中々あたること六ヶ敷く、殊に風に樹のゆれて的のクルクル動き出すに於ては、更に難中の難であって、もし之を美事に仕止めるようだと、莫大なる会費を出して射撃倶楽部員になって練習を積むのに比べて、簡易と経済に於て天地霄壌の差がある。
爪磨きとしての効用
爪を鋏で切りっぱなせば角があって方々へ引っかかる。この角をなくするために鑢というものがあるが、おいそれと常に間に合うものではない。