Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

しらがこぞう

白髪小僧

杉山 萠円

Lesen Sie 白髪小僧 (しらがこぞう) von 杉山 萠円 (すぎやまほうえん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 98.770 Zeichen · 194 Bildschirme

Aozora Bunko

何でも何か大騒動が起って、珍らしい事や危ない事や不思議な事が、引っ切りなしに始まらなくては駄目だ」

とお爺さんは頭からはね付けてしまった。

これを聞くと赤鸚鵡は、さも困ったらしく首を傾げて黙り込んでしまった。そうして暫くの間何か考えている様子だから、四人の者は待ち遠しくなって――

「これ赤鸚鵡。それではあとの二人の娘はどんな女だ」

「早く聞かせておくれな」

「どこに居るの」

「何を為ているのか」

と口を揃えて尋ねた。

赤鸚鵡はこう急き立てられると仕方なしに答えた――

「はい。それでは申し上げますが、あとの二人は二人共、この世に又とない賢い美しい娘で、一人は紅木大臣の末娘美紅と申し、今一人は南の国に在る多留美という湖の傍に住む藻取という漁師の娘で、名を美留藻と申します。けれどもその二人の内どちらが王様の妃になるかという事が私にわかりませぬ。それで考えているので御座います」

「何……どちらか解からぬ」

「はい。その二人は、どちらも顔付きから智恵や学問や背恰好、髪の毛の数まで、一分一厘違わぬので御座います。で御座いますから、どちらが王様の御妃になる運を持っておる女なのか、今では全く区別がつかないので御座います」