Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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めがね

眼鏡

小川 未明

Lesen Sie 眼鏡 (めがね) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 7.487 Zeichen · 16 Bildschirme

Aozora Bunko

青木は、上衣のポケットから、眼鏡屋の受取証は出して渡しました。

「家まで、きてくれない。」

三人は、小西のあとについてゆきました。店の次の間では、小西の父親らしい人が、肌脱ぎで、若い男を相手にして、将棋をさしていました。小西が、受取証を父親に見せると、父親は、しばらくだまって考え込んでいました。将棋の相手をしている若い男が、「どうしたんだ?」と、のぞき込みました。父親は、説明しているらしかったのです。すると、その若い男は、なにか小さな声で、理屈をいっているらしかったが、たちまち、三人のいる方へ顔を向けて、

「みんなが騒いで、わったのだから、みんなで弁償するのがあたりまえでしょう。一人に半分出させる法はないだろう。」と、おどすような口調で、いいました。三人は、思いがけない反対に出あって、たがいに顔を見合わせました。

「子供だと思って、ばかにしている。」と、小田がつぶやきました。

このとき、正吉は、その男をにらんで、

「いくら、おおぜいが騒いでも、眼鏡を飛ばさなければ、われなかったんだろう。」と、いくらか、せき込んで答えました。これに対して、若い男が、なにかいおうとすると、