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Japanische Klassiker mit Furigana

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いしのかみとさえのかみと

石の信仰とさえの神と

折口 信夫

Lesen Sie 石の信仰とさえの神と (いしのかみとさえのかみと) von 折口 信夫 (おりくちしのぶ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.221 Zeichen · 15 Bildschirme

Aozora Bunko

私はひょっとしたら、関係があるかと考えているが。そうして、年に一度、さえの神祭りをする。ところによると、「さへの神勧進」(勧進とは、信仰による寄付行為をすすめることで、仏の手が取れたとか、神さまの衣裳が壊れたとかいう場合などに寄付させること)と言うて、子供がいろいろな物を貰いに歩く。実は、自分らが食べてしまうのだが。

普通は、正月のしめ飾りのとれた時分から十四日まで鳥小屋にいて、「とんど」「どんど」などというてしめ飾りを焼く式をする。もとは、飾りを焼いたかどうかわからぬが、火を焚いた。これで一年一度の子供の神の祭りはすむ。ところが、子供がもう一つ先に、十五を境にして元服の式があり、これがすむと一人前になる。この元服のときにすることと、子供の間にすることとが混乱する。

あるいは、私はこうも考える。子供から一人前になるときに、特殊な冠をかぶる時代があった。「なつとうえぼし」「さむらひえぼし」などという冠である。そういう時代が一生の間に何回もあった。子供と若い者との間に冠をかぶって、この時分にするものだということを示す。これが繋ぎにあるので、混乱が起こる。