Japanische Klassiker mit Furigana
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すなあそびばからのどうし
砂遊場からの同志
宮本 百合子
Lesen Sie 砂遊場からの同志 (すなあそびばからのどうし) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.296 Zeichen · 15 Bildschirme
そこで、ダーシャは渋々ながら
「じゃそうします」
馴れて見ればグレゴリーだってミーシャよりいやだっていうこともないのがダーシャにわかる。数日たって教師が
「ダーシャ、座の心地はどう?」
ときくと、ダーシャはませた表情で
「何ともありません」
「そりゃよかったね!」
然し、こんなこともある。
几帳面で、級の衛生委員をやっているアリョーシャが、いつまでも机の横へつったってニーナと口論しつづけている。
「やだヨ! お前となんか坐るもんか! いつだって机ん中ゴシャゴシャにしとる奴! この前級の赤いクレイオンがなくなったのだって、誰がわるいんだ? お前だよ! お前がゴチャゴチャの中へころがしこんで、散々さがして、われわれみんなになくちゃならない赤クレイオンを三つに折っちゃったんだ」
「じゃ、どう? お前はどう? この前博物のときいる鼠を逃がしちゃったのは誰ヨ! 放っといておくれ! 知ってるのは悪口ばっかりだ!」
「どっちが! 知ってるか? お前みたいなのがムジカクな娘ってんだ」
ニーナは真赤になって涙を出しはじめる。仲裁がいる。
「子供たち! ニーナとアリョーシャがこういう始末で口論しているが、どうしたらいいと思う? 別々に坐らせようか? それとも一緒に坐った方がいいと思うか?」