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Japanische Klassiker mit Furigana

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かがくほうほうろん

科学方法論

戸坂 潤

Lesen Sie 科学方法論 (かがくほうほうろん) von 戸坂 潤 (とさかじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 145.035 Zeichen · 284 Bildschirme

Aozora Bunko

というのは、自発的な悟性が、概念として、能動的に機能し、之に対して直観は全く受動的に悟性によって機能されるのである。悟性は常に直観の多様を統一に齎す任務を持つ。この意味に於て悟性は直観を概念にまで構成し加工するのである(この構成加工の普遍的な規則が範疇――それは悟性概念である――と呼ばれることはカント範疇論の特異点をなす。併し今吾々は範疇に就いての考察を度外視しよう。何故ならば、この問題がそれだけで独立した可なり困難な課題であるばかりではなく、この問題は又今の吾々にとって是非とも一般的な解決が要求される課題であるとは思われないから)。さて直観は如何にして概念へまで構成され加工されるかの問いに来る。

* 吾々が日常活用している概念という通俗語が必ずしもカント的な意味での――それによれば之は論理的である――概念ではないことを注意する必要がある。吾々が概念の分析を行のうて来た場合の概念も亦カント的な意味での概念ではなかったであろう。又カント的意味に於ける直観も必ずしも吾々が日常用いている直観概念ではないであろう。カントの直観はそれ自身の働きに於て概念の源泉となり地盤となるというようなことがない。