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Japanische Klassiker mit Furigana

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ぜったいむじゅんてきじこどういつ

絶対矛盾的自己同一

西田 幾多郎

Lesen Sie 絶対矛盾的自己同一 (ぜったいむじゅんてきじこどういつ) von 西田 幾多郎 (にしだきたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 50.000 Zeichen · 99 Bildschirme

Aozora Bunko

種々なる種の成立する所以である。多と一との絶対矛盾的自己同一の世界において、矛盾が解かれるかぎり、一つの種が成立するのである。行為的直観的なるかぎり、種的生命が成立するということができる。種も生命も既に弁証法的である(概念的であるのである)。種によって個が生き、個によって種が生きるかぎり、種の生命であるのである。生命はいつも動揺的である、動揺的なるかぎり生命というものがあるのである。弁証法的発展というのは、与えられたものを外から否定するのでなく、与えられたものそれ自身が自己矛盾的として、自己の内から自己を越え行くことでなければならない。生物的生命といえども、単に機械的でもなければ合目的的でもない。今日固定せる種と考えられるものも、無限なる弁証法的発展の結果として成立したものであり、それはまたいつかは変じ行くもの、亡び行くものでなければならない。種が固定するといっても、いつも或範囲内では動揺的である。唯それが基準的な形を有ったということである。

動物の行為的直観的とか、概念的とかいうのは、言い過ぎといわれるでもあろう。しかし動物的生命といえども、矛盾的自己同一的現在の自己限定として形成作用的であり、見るということと働くということとが不可分離的でなければならない。