Japanische Klassiker mit Furigana
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ちゃのまはがらあき
茶の間はガラあき
Lesen Sie 茶の間はガラあき (ちゃのまはがらあき) von Sakaguchi Ango (坂口 安吾) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.479 Zeichen · 3 Bildschirme
日本はその当事者でもないのに、これぐらい一触即発的に戦争への階段をころがり落ちようとカケゴエをかけている国は他にあまり類がないようだ。
たとえば、大東亜戦争理念という怪哲学をこしらえた学者が学習院教授に迎えられようとしているなども、実は天野勅語の当然な帰結の一つであるにすぎず、要は戦争への思惑政治のカケゴエがメガホンづきになってきた、というような光景と見るべきであろう。
しかし、すでに第三次世界大戦ははじまっているが、いままで原子バクダンが落ちなかった如くに、永遠に落ちない可能性が立派にあるということ。また、原子バクダンの使用を遠慮する気風によって、戦争を遠慮する気風に至る可能性が立派にあるということ。
すくなくとも、両大国の話し合いの様子から、茶の間の旦那はそう考えて希望をもつ。そして和戦両様に構えるのである。ところが本当に原子バクダンのお見舞いをうけたのは日本だけのはずであるが、その国では戦争のカケゴエがメガホンづきになるばかりであるから、その国の茶の間は次第にガラあきになってパチンコ屋に入りびたり、という昨今であるらしい由である。