Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
んだ、年い十八じゃア形い大えな、それ娘のおわかよ、父さまに似てえるだ」
母「あれまア何処え」
清「六畳に居るだ」
母「あれまア早くそう云えば宜いじゃアねえか」
清「遅く屋敷を出たゞよ」
母「何か塩梅でも悪くて下って来たんじゃアあんめえか、それとも朋輩同士揉めでも出来たか、宿下りか」
清「それがね、お屋敷内でね、一つ所で働く若え侍があって、好え男よ、其方を掃いてくんろ、私イ拭くべえていった様な事から手が触り足が触りして、ふと私通いたんだ、だん/\聞けば腹ア大くなって赤児が出来てみれば、奉公は出来ねえ、そんならばとって男を誘い出して、済みませんから老僕や詫言をしてくんろってよ、どうかまアね、本当に好いお侍だよ」
母「むゝう……じゃア何か情夫を連れやアがって駈落いして来たか」
清「うん突走って来ただ」
母「それから汝何処へ入れた」
清「何処だって別に入れ処がねえから、新家の六畳の方へ入れて飯ア喰わして置いただ」
母「馬鹿野郎、呆れた奴だよ、何故宅へ引入れた、何故敷居を跨がしたよ、屋敷奉公をしていながら、不義アして走って来るような心得違えな奴は、此処から勝手次第に何処へでも往くが宜えと小言を云って、何故追出してやらねえ、敷居を跨がして内へ入れる