Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
清「打棄らねえでも宜かんべい、のう腹ア立とうけれども打棄ったって仕様がねえ」
母「チョッ、分らねえ奴だな、石原の親達へ対しても此娘がに何一つ着せる事ア出来ねえ、そんならと云って家に置けば快くねえ、憎い親不孝なア娘の着物を見るのは忌だから、打棄ちまえと云うだ」
清「打棄らずに取って置いたら宜かんべい」
母「雨も降りそうになって居るから、合羽に傘に下駄でも何でも、汝が心で附けて、此娘がに遣ることは出来ねえ、憎くって、併し家に置くことが出来ねえから打棄れというのだ、雨が降りそうになって居るから」
清「うーむ然うか、打棄るべえ、箪笥ごと打棄っても宜い、どっちり打棄るだから、誰でも拾って往くが宜い、はアーどうも義理という二字は仕様のねえものだ」
と立ちにかゝるを引止めて、
梅「ま暫く……清藏どんとやら暫くお待ち下さい、只今親御の仰せられるところ、重々御尤もの次第で、御尊父御存生の時分からお約束の許嫁の亭主あることを存ぜず、無理に拙者が若江を連れてまいりましたは、あなたに対しては何とも相済みません、若江は亡られた親御の恩命に背き、不孝の上の不孝の上塗をせんければならず、拙者は何処へも往き所はないが、男一人の身の上だから、何処の山の中へまいりましても喰うだけの事は出来ます、お前は此処に止まって聟を取り、家名