Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

ように口も利けんようになりました。親の仇でも討とうという志のお竹でありますから、家来にも甚だ慈悲のあることで、

竹「あの忠平や」

忠「はい」

竹「お薬の二番が出来たから、お前我慢して嫌でもお服べ、確かりして居ておくれでないと困るよ」

忠「有難う存じますが、お嬢様私の病気も此の度は死病と自分も諦めました、とても御丹誠の甲斐はございませんから、どうぞもお薬も服まして下さいますな、もう二三日の内にむずかしいかと思います」

竹「お前そんなことを云っておくれじゃア私が困るじゃアないか、祖五郎はお国へ行き、喜六は死に、お前より他に頼みに思う者はなし、一人ではお屋敷へ帰ることも出来ず、江戸へ行ってもお屋敷近い処へ落着けない身の上になって、お前を私は家来とは思わない、伯父とも親とも力に思う其のお前に死なれ、私一人此処に残ってはお前何うする事も出来ませんよ」

忠「有難う……勿体ないお言葉でございます、僅か御奉公致しまして、何程の勤めも致しませんのに、家来の私を親とも伯父とも思うという其のお言葉は、唯今目を眠りまして冥土へ参るにも好い土産でございます、併し以前とちがって御零落なすって、今斯う云う