Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

筈ですが、それも御遠慮申して、医者の薬礼お買物の立替え、何や彼やの御勘定が余程溜って居ります、それも長旅の事で、無いと仰しゃれば仕方が無いから、へえと云うだけの事で、宿屋も一晩泊れば安いもので、長く泊れば此んな高いものはありません、就ては一国なことを申すようですが、泊って入らっしゃるよりお立ちになった方がお徳だろうし、私も其の方が仕合せで、どうか一先ず立って戴きたいもので」

竹「はい、私はさっぱり何事も家来どもに任して置きました内に病気附きましたので、つい宿賃も差上げることを失念致した理由でもございませんが、病人にかまけて大きに遅うなりました、嘸かし御心配で、胡乱の者と思召すかは知りませんが、宿賃ぐらいな金子は有るかも知れません、直に出立いたしますから、早々御勘定をして下さい、何の位あれば宜いか取って下さいまし」

とお屋敷育ちで可なりの高を取りました人のお嬢さんで、宿屋の亭主風情に見くびられたと思っての腹立ちか、懐中からずる/″\と納戸縮緬の少し汚れた胴巻を取出し、汚れた紙に包んだ塊を見ると、おおよそ七八十両も有りはしないかと思うくらいな大きさだから、五平は驚きました。