Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
忌だが仕方がないから欺かしては帰してしまう。七日まで/\と云い延べている中に早く六日経ちました。丁度六日目に美濃の南泉寺の末寺で、谷中の随応山南泉寺の徒弟で、名を宗達と申し、十六才の時に京都の東福寺へまいり、修業をして段々行脚をして、美濃路辺へ廻って帰って来たので、まだ年は三十四五にて色白にして大柄で、眉毛のふっさりと濃い、鼻筋の通りました品の好い、鼠無地に麻の衣を着、鼠の頭陀を掛け、白の甲掛脚半、網代の深い三度笠を手に提げ、小さな鋼鉄の如意を持ちまして隣座敷へ泊った和尚様が、お湯に入り、夕飯を喰べて夜に入りますと、禅宗坊主だからちゃんと勤めだけの看経を致し、それから平生信心をいたす神さまを拝んでいる。何と思ったかお竹は襖を開けて、
竹「御免なさいまし」
僧「はい、何方じゃ」
竹「私はお相宿になりまして、直き隣に居りますが、あなた様は最前お著の御様子で」
僧「はい、お隣座敷へ泊ってな、坊主は経を誦むのが役で、お喧ましいことですが、夜更まで誦みはいたしません、貴方も先刻から御回向をしていらっしったな」
竹「私は長らく泊って居りますが、供の者が死去りまして、此の宿外れのお寺へ葬りました、今日は丁度七日の逮夜に当ります、幸いお泊り合せの御出家様をお見掛け申して御回向を願いたく存じます」