Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

○「へえー、ふう鐵もっと此方へ出ろ、面白い話になって来た、旦那は真面目になってるが、能く見ると助平そうな顔付だ、目尻が下ってて、旨く女をごまかしたね、中々油断は出来ねえ、白状おしなさい」

侍「ま、黙ってお聞きなさい、苟めにも男女七才にして席を同じゅうせずで、一つ寝床へ女と一緒に寝て、他に悪い評でも立てられると、修行の身の上なれば甚だ困ると断ると、左様ならば御足でも擦らして下さいましと云った」

○「へえー、女の方で、えへ/\、矢張山の中で男珍らしいんで、えへ/\/\成程うん」

侍「どうも様子が訝しい、変だと思った」

○「なに先で思っていたんでしょう」

侍「それから拙者は此方の小さい座敷に寝ていると、改めて又枕元へ来てぴたりと跪いて」

○「其の女が蹴躓きやアがったんで」

侍「蹴躓いたのではない、丁寧に手を突いて、先生私は何をお隠し申しましょう、親の敵を尋ねる身の上でございます」

○「うん、其の女が…成程」

侍「敵は此の一村隔いて隣村に居ります、僅に八里山を越すと、現に敵が居りながら、女の細腕で討つことが出来ません、先方は浪人者で、私の父は杣をいたして居りましたが、山界の争い事から其の浪人者が仲裁に入り、掛合に来ました