Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
人で、御内室はお浪と云って今年三十一で、色の浅黒い大柄でございますが、極柔和なお方でございます。或日良人に対い、
浪「いつもの婆がまいりました、あの大きな籠を脊負ってお芋だの大根だの、菜や何かを売りに来る婆でございます」
秋「あ、田端辺からまいる老婆か、久しく来んで居ったが、何ぞ買ってやったら宜かろう」
浪「貴方がお誂えだと申して塵だらけの瓢を持ってまいりましたが、彼はお花活に遊ばしましても余り好い姿ではございません」
秋「然うか、それはどうも……私が去年頼んで置いたのが出来たのだろう、それでも能く丹誠して……早速此処へ呼ぶが宜い、庭へ通した方が宜かろう」
浪「はい」
と是から下男が案内して庭口へ廻しますと、飛石を伝ってひょこ/\と婆さまが籠を脊負って入って来ました。縁先の敷物の上に座蒲団を敷き、前の処へ烟草盆が出ている、秋月殿は黒手の細かい縞の黄八丈の単衣に本献上の帯を締めて、下襦袢を着て居られました。誠にお堅い人でございます。目下の者にまで丁寧に、
秋「さア/\婆こゝへ来い/\」
婆「はい、誠に御無沙汰をしましてま今日はお庭へ通れとおっしゃって、此様なはア結構なお庭を見る